
こんにちは、れいかです。
私はいわゆるファッションヘルスでしか働いた事がありませんが、高級ソープの講習は受けたことがあります。
結論から言いますと、ソープでは生涯にわたり働くことはありませんでした。
今回は高級ソープの講習の体験と働かなかった理由を語ります。
この記事の内容
この記事を書いている私は・・
某高級ソープランドに潜入してみた。
風俗で働こうと腹を決めた当時は、色々なジャンルがある事なんて知りません。
その時たまたま目についた求人が首都圏のとある高級ソープでした。
お客さんの支払い総額110分70,000円
煌びやかで絢爛豪華な佇まい。確実に殿様気分になれる非日常的な内装。
何だかよく分からないけど凄いぞと、それだけの理由で面接を受けてみたわけです。
面接は即採用、即日講習。しかし忘れられない日になった。
面接ではひとまずその場で採用を頂きました。
キミも受けて行って。
言われるがまま、お部屋に通されました。
ここから目眩く高級ソープの舞台裏を体験する事になるのです。
二人きりじゃない!講習の場には5人のキャストがいた。
通された部屋はこんな感じでした。
大きなベッド。
バスタブは脚をしっかり伸ばせて
2人で入っても狭くない。
エアマットを敷いても広々空間の洗い場。
この人数が入っても狭く感じません。
待機部屋ではありません。客室です。
私をお部屋に連れてきた店長は
「じゃ、あとはお願い。」
と1人の女性に軽く挨拶をしてスグに出て行きました。
「じゃ、まずリコちゃんからはじめようか。」
店長から ”あとはお願い” と言われた女性が立ち上がりました。
アンニュイな姐御といった雰囲気を持つカッコいい感じの女性でした。
”リコちゃん” と呼ばれたのは、お客さんからクレームが来た理由で再講習を命じられた女の子だったのです。
こうして振り返ると、箱ヘルばかりやってきた私からすれば、彼女達のプロ意識の高さは桁違いでした。
はじめにリコちゃんのプレイをチェックするために、講習員さんがお客に扮して泡洗体とマットプレイのチェックがはじまります。
私と他の3人は見学。
講習員さんはTバックだけの裸で、リコちゃんはパンツ無しのスッポンポン。
講習ではTバック持参とのことですが、おそらく出勤したら急に再講習を命じられたので準備していなかったのでは?と思います。
オッパイやお股を使ってお客さんの体を洗います。
滑りやすいタイルの上で中腰になり、手を使わず洗うのはかなりハイレベルなプレイです。
【注意事項】お客さんの体から一瞬でも体を離してはいけない。ずっと密着すること。これだけでも腰を痛めそうです(泣)
あんな技やこんなテクニック。
カエルキックだの松葉崩しだのって、次から次へとプレイが途切れることなく続き、最後は騎乗位での腰の動きをチェック。
【注意事項】ここでもお客さんの体から離れてはいけない。ずっと密着すること。
講習員さんは、リコちゃんの一通りのチェックを完了し評価します。
会いに来てくれるお客さんは、今のリコちゃんが好きで来るんだから。自信持って良いよ。
といったアドバイス。というか労いの言葉でした。クレームの内容は私には分かりませんでしたが、高級店ならではの理由があったのでしょう。
いずれにしてもクレームが入れば再講習
勉強として他のキャストも見学に来る。
私は全くの風俗未経験でしたので、そんなもんなのかな?と当時は思ったのですが・・。
今思うとトンデモナイ吊し上げだなぁと度肝を抜かします。
高級ソープの涙ぐましいハードな舞台裏。
次は私の番。見学キャストが見たいのは新人講習です。
一からソープの “いろは” を改めて見る事が出来ますから、キャストにとって有益なわけです。
一通りの流れを教わります。
- タオルの準備。
- コンドームを袋から出してベッド下にセッティング。
- 部屋に入ってきたお客さんに、正座で三つ指付いていらっしゃいませ。
- 服を脱がせてあげる。
- 自分の服も脱がせてもらう。
- ベッドに上がり即釈。
- コンドームは装着シーンを見られないように69の時に装着。
大衆店ならコレでシャワー浴びて終わり。
しかしココは高級店。これは序盤で、やっとエンジンが温まってきた頃。
ここまでは口頭の説明。このあと実践に近い形での講習になります。
泡洗体は思った以上に全身を使う。
ちなみに私もこの日は急に講習を言われたのでTバックの準備はなく、スッポンポンでした。
泡洗体の実践は思った以上の以上にキツかったですね。中腰の脚はプルプル震えるし、背中も痛い。顔もこわばって全く笑えない状況です。
そんな様子をキャストさん達は静かに見学。
途中色々と講習員さんのダメ出しにあいながらも泡洗体が終了。
つるんつるんマットは初心者にはハードすぎる!
お湯にシャカシャカと馴染ませたローションを全身に使ってヌルヌルプレイをやるわけですが、つるんつるん滑りまくって頭で思い描いた様な動きが出来なかったりします。
泡洗体の後遺症で全身ガクガクの中、力が入らずマットからつるりーん!と飛び出してしまい、自分で笑ってしまいました。
さっきこれを “そつ無くこなした” リコちゃんはすごいなぁ、と感心したものです。リコちゃんでさえクレームを食らうこのお店ってバケモンです。
とはいえ、私も「初めてだとは思えないほど上手だよ♪」と褒めてもらえました。
最後は腰の振り方チェックでマットはおわり。
見学キャストさん達の
「あぁ、コレってこうするんだ…。」
「勘違いしてた、あの時こうしちゃったよ。」
そんなつぶやきが聞こえる中
息も絶え絶えマット講習は終わり。
最後はバスタブでの潜望鏡などをかるくレクチャー。
浮力のおかげでだいぶ楽にプレイが出来る(笑)
110分で3回本番やるんですか?!
新人の頃は時間足りなくなるかも知れないけど慣れれば大丈夫。と、講習員さん。
ちょっと待って!?私はこの時はじめて質問をしました。
110分で3回も男性はヤレるもんなんですか?!
↓
イカなかったとしても女の子の責任じゃないから結果は気にしないで。
とにかく3回行為をすること。
・・すごく自信が無くなりました。
今更のように思い出したのが、当時付き合っていた ”小さいおチンチンの彼氏” とセックスを2回やっただけでお腹が痛くなる体質でした。膣の奥行きが短いというのかな。
ここで働けば3人接客で10万円以上軽く稼げる事が分かっています。
しかし働いたら死ぬかも。ちょっと不安になりました。
ここなら借金だって直ぐに返せる。そう意気込んでいましたが…
体って慣れるものなのだろうか…。
講習は終わり、疲れすぎて上手く思考できない状態で家路に着きました。
翌日、答えが出た。ソープでは働かないと決めた理由。
その夜、私は泥の様に眠りにつき朝を迎えたのですが!
金縛りです。全身筋肉痛で。
マットと泡洗体を2回練習したせいで動けません。20代前半にして体力の限界⁈
動かない体で布団の中、もう一度考えました。
3回もセックスをする義務。
3人に付いたら9回セックス。
私は過労死するかもしれない。
キャストさん達凄いなぁ…。
私はマットや洗体の全身運動もキツいけどセックスも無理だ。
バックが安くても良いから…もうすこし自分が頑張れるジャンルを選んだ方が良いんだろうな。
というわけで・・ソープにはゴメンナサイしました。
今度は二輪車教えるからね♪
でしたが…働けなくてゴメンなさい。
それから数ヶ月後、都内の店舗型ヘルスで働くことになりました。借金も順調に完済、しかも10年以上も業界にくっつきました。
風俗は他にもピンサロやデリヘルなど色々なジャンルがあります。
中でも高級ソープで長く続ける女性は精神力や体力など、生き物としての高スペックを持続させる事になります。
私も長く風俗やりましたが、彼女達には未だに感服します。
そんな具合で、今回の話は終わりです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
またフーゾクの体験談を書きますので遊びにきてくださいね。
篝れいか