こんにちは、れいかです。
最近のニュースで、モデルの水原希子さんによる「痴漢は日本の文化」という発言が話題になりました。
話題というか炎上騒ぎですね。
この「痴漢は日本の文化」という発言はどこがいけなかったのでしょうか。
これについて、少し間違っているけどウソでもないと感じています。
私は元風俗嬢で、日本人の陰湿な性癖を垣間見てきていますし。
今回は、「痴漢は日本の文化」はそれほどウソじゃない理由を解説します。
この記事の内容
この記事を書いている私は・・
・・
イギリスでも9割が泣き寝入りしている痴漢被害。
痴漢は日本の文化。
冒頭でも伝えましたが、記事を読んでみて、それほど間違っていないと感じました。
しかし痴漢そのものが日本の文化というのは違いますね。
他国でも電車などの痴漢被害の報告はありますので。
海外でも電車の痴漢は社会問題。
海外でも、もちろん痴漢はあります。
ただ、強姦殺人などの凶悪でわかりやすい性犯罪が日本よりも横行していて、こちらの方をメディアは大きく取り上げます。そのため痴漢のニュースがあまりないので、少ないように感じるだけです。
しかし実は社会問題であることは変わりありません。ここではイギリスでの調査の話を例にお伝えします。
ロンドン交通局の痴漢調査でわかること。
イギリスも地下鉄車内での痴漢被害が日本と同じように社会問題となっています。
ロンドン交通局の調査で分かった事の一つが
こちら↓
つまり9割が報告出来きなかったわけですが、この数字は日本も同じ程度の統計が出ています。
【参考記事】


痴漢は日本の文化はウソではない?60%が被害を経験者している。
一体どれくらいの人が痴漢の被害に遭っているのでしょうか。
まず、イギリスです。
前述したロンドン交通局の調査ですが
日本と大きく異なる数字が出ています。
それは、痴漢被害者の割合について次のように書かれています。
約10%の人が何らかの痴漢行為に遭遇したことがある。
言い換えますと・・
一方で日本はどれくらいでしょうか。
なんと!どの調査元を調べても
イギリスでは10%でも社会問題としているのに、日本の60%以上とは・・。なんて恥ずかしい国なんだ。
発生件数を見れば文化に思えてしまう現実。
水原希子さんが日本の痴漢が文化だと言っているのは、発生件数だけを見ればあながちデタラメでもない気がします。
ただ、影響力が大きい人は文化などと言っては炎上してしまいます。
「日本の独特の文化」ではなく
「日本は痴漢を行える環境が整っている」とでも言うべきでしたね。
冒頭でも語りましたが、私は風俗嬢だった事から、日本人の陰湿な性癖を知っています。
と、同時に
日本の電車文化は痴漢をやりやすい環境が整ってしまっている。そう感じています。
なので、環境を変えなくては被害は無くなりません。
痴漢被害は、満員電車を解消するしかない。
満員電車が解消されるようになれば、車内での痴漢は大きく減るはずです。そのためには次のような事が必要です。
- 学校のスクールバス化。
- 会社のテレワークをもっと広げる。
学校のスクールバス化
日本で電車内の痴漢被害。特に多いのは女子高生と言われています。
海外はスクールバスや親の車による送迎がポピュラーになっている国が多いもの。なので学生が電車に乗って登校はしません。
日本の場合は多くの高校生が公共の乗り物で学校へ行きます。
ターゲットになりやすい制服女子が一斉に電車に乗り込むわけです。つまり変態にとってラッキータイムとなってしまいます。
本当に気持ち悪い。
しかも日本人は制服好きのロリコンが多いので、彼女たちは痴漢の格好の餌食になってしまいます。
日本においては、高校生は電車に乗らない方が安全。同時に電車の混雑を少しは緩和することもできます。
会社のテレワークをもっと広げる。
コロナ禍でテレワークが広がり、以前よりも電車が混みにくくなったと言われています。しかし行動制限を行わなくなった今、また電車が混み合ってきました。
とても痴漢を回避できるような状況ではありません。テレワークで済む仕事ならそうした方が良いはずなのに、わざわざまた強制出勤させる会社って一体・・。
往復の通勤時間というのは、痴漢問題だけでなく、心身を消耗して無駄でしかありません。
犯罪者は減らない。場所を変えるだけ。
痴漢を行うほどの異常者はビョーキです。
電車内という犯行場所が消えた場合、次はどこへ行くのか?それは痴漢の次なるフェーズに移行するだけなのかも知れません。
戦後の日本もレイプが横行していた。
電車内という犯行場所が消えた場合、次はどこへ行くのでしょうか?
戦後しばらくは日本も海外のようにレイプなどの強制性交が横行していました。
そして変質者は次々に検挙されます。
そんな流れを汲んでいるのです。
犯行の場所を奪っても次の場所を探すだけ。
日本の社会の中にも性の暴力性は強くあるということです。
水原希子さんの発言はウソでもない。「CHIKAN」という国際用語。
電車の痴漢は、世界中にある社会問題であり日本の文化ではありません。
ただ、やはり発生件数は多いもの。何せ60%以上ですから。
痴漢という言葉。実は「CHIKAN」という国際用語になりつつあるのです。
これは過労死「KAROSHI」、引きこもり「HIKIKOMORI」に続く国際用語です。
カナダやイギリスでは日本を訪問する人むけに政府が注意喚起をしています。
電車内での女性客への不適切な接触、いわゆる ‘chikan’ はよく起こる。
被害にあった場合、加害者にむかって声を上げ、他の乗客に助けを求めて交通職員を呼ぶように、警察はすすめている。
朝や夕方のラッシュアワーなど地下鉄や電車で不適切な身体的接触(chikan)が起きることもある。
このため、ラッシュアワーの時間帯には女性専用車が用意されている地下鉄もある。
また日本政府は、女性専用車両の事はあまり海外には知られたくないようです。
そんなものが存在するのは痴漢が多い国ですと公言していることになるからです。
なので東京オリンピック前、女性車両バッシングを特集するようなメディアが目立っていました。政府による情報操作が働いたのでは?とまで言われています。
さて、ここまでを読んでみていかがですか?
水原希子さんが発言した日本の文化発言。真っ向からデタラメと言うわけでもない様です。
まとめ
今回は、「痴漢は日本の文化」はそれほどウソではない理由を解説しました。
- 水原希子さんの発言で間違っていること。
電車などの痴漢行為は「日本の独特の文化」という発言。
文化と言いたくなる気持ちはわかります。
しかしここでは「痴漢を行う環境が整っている」とか言葉を変えるべきでした。
- 文化と言われても仕方がない理由。
CHIKANという言葉が国際用語になりつつある事実。
日本を訪問する人むけに、政府が注意喚起をしている国もあるぐらいCHIKANは有名な話。
- イギリスでは被害率10%、日本は60%と大きな違いがある。
被害者数の違いを見ると文化と言いたくなる気持ちもわかる。
- 痴漢を無くすには、満員電車を解消しなければならない。
学校のスクールバス化や会社のテレワークをもっと広げる。など。
ちなみに。。
制服好きのロリコンにとって女子高生は格好の餌食。もはや制服を廃止してもいいかも知れない。
・・・
最後までありがとうございます。
痴漢を未然に防ぐには、国や企業の様々な取り組みが必要となります。
車内カメラなどを増やして死角の無い状況にする。
女性専用車両があるなら男性専用車両だって必要ですね。
れいかより。